FINAL終了5分前

HBSのファイナルはケースを読みエッセイを書く形式だ。4時間でケースを読み、いつものように分析をする。いつもと違うのは、既知のフレームワークを使う事、フレームワークを複数考える事、1000~2000語程度のエッセイを提出しなければいけない事だ。


1.フレームワークを使う
HBSの授業の進め方は、個別の企業のケースから一般的なフレームワークを導出する方式が多い。日本の数学の授業で行うような、一般解を教えた上で練習問題をやる演繹的な方法とは逆だ。このせいで、通常ケースを読む時は手探り状態で苦労しながら読み進める事が多い。

一方、試験は授業で扱ったフレームワークの確認なので、既知のフレームワークに沿ってケースを読み、ファクトを整理すれば良い。学期中のケース読みに比べると、これはかなり楽な作業だ。

2.フレームワークが複数ある
楽な作業とは言え、試験なので確認項目がいくつか含まれている。よって、分析の種類は結構多くなる。試験になると色んな分析ができ、表やグラフがたくさん出来るので、集中力のせいかと思うが、多分ケースがそのようにデザインされているのであろう。

以上2点が授業と試験の違いだが、いまいちケースメソッド+ファイナルには馴染まない科目もある気がする。フレームワークを教えれば良い科目には向いてる一方、テクニカルなファイナンス等は、学期が終わってからシラバスの流れに沿って説明された方が短時間で明快に分かったりする。しかも、テクニカル系な授業のファイナルって、単にデータと字数の多い文章問題みたいな物なので、どうもケース分析してる感じがしない。来学期以降は、教科書でも買って予習するかな…


3.エッセイを書く
学期中は全く必要とされないのに、学期末だけいきなり試されるエッセイを書く力。これが色んな人には鬼門になる、らしい一方で、大逆転する人もいるんだとか。データが無いので、発言点とファイナルとのパワーバランスは分からないが、チラホラ聞く話では、ファイナルで大逆転も可能らしい。「発言しないと落第」という言い伝えとは裏腹に、本当に点数が差別化される(バラツキがある)のはファイナルなんじゃないかという気がする。

また、エッセイで重視されるのはアクションプラン。いちおうエッセイにも質問がいくつかあって、点数配分が決まっている。アクションプランもキッチリ、30%くらいを占めてたりする。これが結構大変で、授業でも割と好き放題議論が展開される割に、あまりまとまらない事が多い。結局、授業のノートを参考に、使えそうなベストプラクティスを書いてみたりする。


このように、なんだか特殊なHBSのファイナルだけど、実は余り大変ではない。既にケースを30本ほど読んでフレームワークは身についているので勉強しなきゃいけない事はほとんど無いし、ケース1本に4時間ってかなりの長時間だから分析が足りない事も多分ない。(書く時間は足りないかもしれないけど)

と書いた所で、最後の1科目も終わり!夏休み!わー
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by chocolamint | 2010-05-20 01:42 | HBS


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