リリーフとプレッシャー

体調は相変わらず全く優れないが、学校には慣れてきており。学校に慣れたと言って、ケースが軽くなったわけではなし。

だいぶ前の事になるが、PreMBA中の印象的なケースについて。

リーダーシップの授業。ケース内の会社は匿名のプロフェッショナルファーム。主人公であるパートナー(実は、この授業を教えてる教授が主人公。昔とあるプロフェッショナルファームにいた頃の話なのだ)は日々の業務に加え、ファームの長期戦略、あんまり仕事をしない同僚、部下の教育やキャリアパス等、様々な課題に追われている。

議論が一回りした所で、教授がこんな事を語りだした。

「プロフェッショナルファームに勤める人間の多くは、ほとんどHappinessを感じないとされている。毎日タスクが山積みで、どんなに課題を片付けても、すぐに課題が最補充される。どこまで行っても上を目指し続ける彼らには、Happinessは決して訪れない。有るのはreliefのみ。」
「アスリートも同様、Happinessをほとんど感じない職業とされている。マイケルジョーダンは試合が終わると、シャワーを浴びるより着替えるより先に、試合のパフォーマンスを振り返り、次の試合に備えていた。彼に安息が訪れる事など、無い。」

HBSの学生もほとんどHappinessを感じないのではないか。必死で予習をし、やっと発言ができるとカウントする。ほっとするのも束の間、すぐに次のケースに備えなければならない。というわけで、全く息つく暇も無く、連日ケースと格闘中。


。。。

今日のマーケティングの授業は、シャンプーに関するケース。客は、大量に並んでいる安い商品を手当たり次第に買う層と、銘柄指定の高級層に分かれるので、プロモーション手法も変えましょう、というお話。(確かに、白椿を買いに行く時、メモには「シャンプー」とは書かず「白椿」と書く)

実はジーパンも、二極化が進んでいるのだ。

最近、ドンキホーテが690円ジーパンを発表した。西友やユニクロなど、他社も激安ジーパンを発売している。

一方、ジーパンマニアの私が穿くのは、1930年~50年代のレプリカばかりで、大体2~3万円である。いくら「このリベットの打ち方が30年代なんだ」と人に説明してもまるで理解してもらえない。興味が無い人にとってみれば、690円でも2万円でも同じデニム生地である。(実際、たぶん、日本のジーパンのほとんどは岡山の数少ない工場で生産されている)そんなものに2万円も出すのは、狂気の沙汰である。

というわけで、アメリカにも10本ほど持ってきたジーパンコレクション、誰にも理解されずに悲しんでいた。が、なんと、先日トイレで、「おい、それはサムライジーンズか?」と声をかけられたのだ。サムライジーンズと言えば、なかなかマニアックはレプリカジーンズのメーカーではないか。穿いてるのはダルチサンだけど、サムライも持ってるよ!と、トイレでジーパン談義に花が咲いたのであった。さすがにジーパンが産まれた国だけはある。2万円ジーパンのセグメントは、確かに存在するのだ。
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by chocolamint | 2009-10-20 09:40 | HBS


ハーバードビジネススクールMBA、ボストン生活あれこれ


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