カテゴリ:HBS( 48 )

試験が4つ終わり

1学期の5科目中、4科目分の試験が終わった。月曜日のマーケティングで1学期は全て終わり。マーケティングの試験はネット経由でどこからでも受けて良いという事で、既に帰省する人もおり、キャンパスは閑散としてきている。

1学期の授業はこんな感じ。

◆TOM

テクノロジーアンドオペレーションズマネージメントの授業。TOMって略称はどうなの。(本当に「とむ」と発音する)

シンガポール出身の教授が本当にいい人で、みんな大好きだった。私が始めて発言した日にはメールをくれた。教授のお母さんが亡くなった時にクラスみんなで弔慰金(?)を渡した時も、クラスのメーリングリスト宛ではなく1人1人にお礼のメールをくれた。授業の最後は必ず”you guys did a great job!"で終わった。

そんな教授からの最大のtake awayは"your reputation goes a long way"

授業の中身はというと、常に"customer promise"を意識しなさいとのこと。それをサプライチェーンやらライン工場やら、色んな角度から見ていく。ラインのデザイン1つで生産性も品質も変わってしまう。数字も多く、なかなかとっつきやすい授業だった。

◆FRC

会計の授業。

FRCの教授、若いインド人でかなり押しが強い。生徒が少しでも弱い議論をすると、「こういう場合はどう考えるんだ!?」と切り込まれ、脆くも崩れ去る事多し。しかも、生徒の言った事をオウム返しする癖があるので、間違ったんじゃないか?とギョッとする。

そんな教授が最後の授業で印象的な事を言っていた。

どの教授にもコースの内容に沿った口癖というか、コースの主題となる命題があるのだが、FRCの場合は"What is the economics behind this business?" "What are the incentives?" "How do you measure performance?"だった。

これはHBSにもあてはめられるそうだ。

「HBSはただのマネジメントスクールではない。リーダーシップを教える学校だ。

このキャンパスに初めて来た時、何を思っただろうか。おそらくこの2つのどちらかだろう。1つは、校舎が綺麗で、設備は充実していて、こんな所で勉強できるなんて幸せだという事。もう1つは、こんなハイコストでサステイナブルじゃない場所、現実離れし過ぎじゃないか、という事。これには意図がある。この場所は、君達が維持して行くんだという使命を理解してもらうために設計されている。

君達の教育にかかる費用は、学費だけではとてもまかない切れない。学費の大体4倍はかかっている。それでもこの場が維持できているのは、卒業したリーダー達が20年後に、新しいリーダーを育てようと寄付をしてくれるからだ。

HBSで教えているのは、代々受け継がれるリーダーシップだ。だからこそ何十年にも渡ってこのモデルが維持できている。もし私達の教育方針が間違っていたとするなら、20年後にこのモデルは崩壊するだろう。私達は、自分達の教育方針を妥協しないため、あえてこのモデルを採用している。」

後半になればなるほど、「粉飾決算で牢屋に入れられた経営者はどうすれば良かったんだ?」みたいなフワフワしたケースが多く、みんなで議論するも結論が出ない事多し。考えるネタが出来て面白かった。

一方、テクニカルな部分で覚える事も多く、試験前に一番みんながヒーヒー言ってたのはFRCだと思う。試験中、教授が教室に入ってきて「授業を受ける時のようにリラックスしろ!」と言っていたが笑えない。また、フワフワした教材については、ある程度take awayなりフレームワークなりを考えておかないと、何を学んだか分からず、試験勉強がしにくい面も。「こんな問題があります」だけじゃあ試験は書けないのだ。

◆FIN1

ファイナンスその1。という事は、2も来学期あります。

HBSに来る前、色んな人に脅されたのは「ファイナンスを知ってるか、英語ができるか、どちらか無いと厳しい」との事。そんなにファイナンス厳しいのかね。とビクビクしながら初授業を受けたのを覚えている。

さてと、FIN1の教授はイギリス人。もちろん、イギリスなまり。しかも声が小さく、マイクをつけて授業をするが、それでも全く聞こえない。しかも喋る度にホワンホワンと軽いハウリング。ゲインを下げてボリュームを上げてくれ。もう1発目の授業で、あーこれはダメだ。ただでさえファイナンス知らないのに、教授が何言ってるかすら聞き取れない。FIN1は落とした。と絶望した。

ところが、この教授、生徒の理解度にとても気を配ってくれる。DCFをやる際は、売上からキャッシュフローに至るまで、1つ1つの数字を違う生徒に当ててゆっくり進める。多少間違った所で「細かい数字は気にしなくて良い。色んな方法があるんだから、考え方の流れが合ってれば良い。」とのこと。ある生徒が"this is where I screwed up"と言った時は"let's not say you screwed up, let's say you did it differently"というわけで、基本の概念を丁寧に教えてくれた。みんな口々に"she's growing on me"と言っていた。

また、「皆の注目を集めるのは好きではない」と言う割りに、イングリッシュジョークをやたら飛ばすのである。ポートフォリオを増やしてefficient frontierが左に出っ張る事を「スパゲティを食べる(混ぜこぜにする)とお腹が出てくる」と言ってみたり、「トッテナムが新しいスタジアムを建設したからって、アーセナル並の集客があるわけないでしょう」と言う私に「勝つのはボーナスみたいなもので、トッテナムファンは試合が見れれば良いんですよ。」と言ったり、何かと小ネタを挟んでいた。きっとここらへんにも彼女の人気の秘密があるに違いない。


LEADとMKTは次回。。。
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by chocolamint | 2009-12-20 07:17 | HBS

見知らぬ、プロトコル

HBSのemailアドレスをもらって以来、webブラウザでメールを見ていたのだが、最近ついに自宅パソコンのoutlookと同期してみた。今まではPOP3式でダウンロードするメールばかりだったので、exchangeで同期できるサーバは初めてだ。

使ってみたのだが、結構画期的。まず、全てのメールをどこからでも見れる。POP3の場合、マスタはどこか1箇所のパソコンにダウンロードする事になるので、例えば自宅のデスクトップパソコンをマスタにしてしまうと、iPhoneからは過去のメールが見れなくなってしまう。さらに、あるデバイスから送った送信メールが他のデバイスから見れないのもいただけない。

exchangeの場合、いちいちサーバと同期しに行くのが重いが、どこからアクセスしても全く同じメール履歴を見れるのだ。また、カレンダーと連動してるのも便利。iPhoneもカレンダーがついているので、パソコンで色々と記入した予定が、iPhoneに自動で反映される。


10年程前、日本の携帯にメールアドレスが付与されてなかった時代、携帯同士のテキストの交換は、各キャリアに閉じたテキストメールでしか行えなかった。それを解決すべく、携帯にemailアドレスを持たせてしまった。emailだとユニバーサルに使えて便利な気がしていたが、日本の携帯emailはなかなかそういかない。迷惑メールのせいでフィルタリングしてる人が多い。しかも自分のアカウントなのに携帯以外からはどうやってもアクセスできないという縛り。おかげで、各種サービスの際に携帯emailを求められてめんどくさい。ブラウザもしょぼく、せっかくGoogle検索が載っても、全く使い物にならない。外出先で、飲食店の住所や電話番号を調べようと思っても、5クリックは必要だ。何度むかついた事か。自宅でやれば、検索ボタンを押しただけで、候補ページの詳細に既に住所が書かれている場合が多いので、2クリックですらない。1クリックだ。しかも検索内容によってはサジェスチョンがあるので0クリックだ。携帯向けサイトという変な技術が発達したせい(ヘッダで機種の判別をしているだけなのだが)で、日本の携帯はインターネットとコンパチビリティーの無い独自の進化をたどった。

iPhoneはこれらの問題を解決してしまった。emailはそもそも付与されていない。gmailなりで好きなアカウントを取得し、iPhoneと同期させる仕組みだ。プッシュが無いと不便だと思っていたが、そういう場合はキャリアで相互通信できるテキストを使えばいい。プッシュして欲しい急ぎの用事と、テキストの軽さが非常にマッチしていて、不便どころかフィット感の方が強い。ブラウザはサファリで、三菱東京ダイレクトにつないでブラウザからインターネットバンキングまでできる。よって日本でやっていたような、三菱東京ダイレクトアプリをインストールしていちいち重い通信をする必要が無い。emailなどのプロトコルを含め、インターネットとの接続の自由度という意味では、iPhoneはかなりパソコンに近い。

メールだけでなく、各種ソフトがどんどんWeb化したら、通信する道が確保されていない今の日本式携帯では太刀打ちできない。ただ、独自路線をたどって巨大な設備投資をした日本のキャリアが、今更インターネットへのゲートウェイしか関与しません、なんてできるのだろうか。今のシステムだと、インターネットアクセスだけでなく、メールの送受信、誰も使っていないテレビ電話通信、さらに着歌などの多様なサービスまで、全部キャリアが持っているシステムに乗っかっている。外に行かれたらおしまいなので、自分の基盤をサービスてんこ盛りにして、ここで儲けようと必死なのだ。

それより、一から作り直すキャリア参入は面白いんじゃないかというお話。
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by chocolamint | 2009-12-06 09:21 | HBS

LEAD

暇である。

明日からThanksgivingの休暇なのだが、夜も深くなりする事がない。普段忙しい分、する事がなくなると途端に手持ち無沙汰になる。

今日の授業の事でも書いてみよう。


今日は授業が1コマだけであった。1コマと言っても3時間の演習型授業。科目はLEAD(Leadership and Organizational Behavior)だ。

ケースは非常に簡単な物だった。カーレースに参入した企業が、シーズン最後のレースに出場するか否かを迫られる。好成績を収めればスポンサー代がガッポリ。出場してエンジンが吹き飛べばスポンサーが怒り、次年度の資金がもらえなくなる。もちろん出場しない選択もアリ。

簡単なディシジョンツリーの分析…なはずがない。どうやら、エンジンが吹き飛ぶのと気温とは負の相関が有るようだ、、、というデータが提示される。もちろん、全く別な原因でエンジンが吹き飛んだのであり、それがたまたま寒い季節に重なっていただけで、今では直った。と考えられなくもない。そこまでの詳細なデータは無い。

そしてシチュエーションは出走の2時間前。気温は過去に例が無いほど低い。メカニック達はやる気まんまんで、スポンサーからもらったツナギを着ておおはしゃぎ。エンジントラブルだけが非常に気になる。どうする!?

。。。


まず、小さいグループに分かれ議論。さらに教室を二分し、「相手を説得しろ」とのお題のもと、壮絶な議論が繰り広げられる。
「おれ達はレーサーなんだ(いや、マネジメントの立場なのだが…)今走らなくてどうする。」
「今日ほど寒い日のデータは無い。過去のデータなんかあてにならない。」
「レーサーの命がかかってるんだ。そんなリスクは取れない。」
「スポンサーシップは来年でももらえるだろう。それよりエンジンの問題を直す方が先だ。」
相手を説得し、なんとか自分達のチームへ引き込もうとするも、どちらも譲らない。結局、2割くらいの生徒が「出走する」を選択したまま時間切れとなったところでタネあかし。

このケース、現実に起こった誰もが知ってるとある事故を模した物。現実では「出走する」が選択され、エンジンは吹き飛び、7人が死んだ。スポンサー料のアップサイドに目がくらみ「出走する」というアンカーから抜け出せなかった人、データがあるのに無視した人、一度は声を上げたもののpeer pressureによって結局黙ってしまった人、などなど積もり積もっての大惨事になった。

同級生にとっても衝撃的だったこの授業、私もディシジョンツリーに基づいて「出走する」を最初は選択したものの、振り返ってみれば、出走代やエンジンの価格に比べてベラボウに高いスポンサー料など、全体として「出走する」に流れているような、不審な点は多々あった。

同級生がこんな事を言っていた。
「今までLEADの授業を受けてきて、組織の中で人が陥りやすい行動パターンについて学んできた。それでも、果たしてこれらのコンセプトが何の役に立つのか疑問だった。なぜなら、1つ1つの場面で熟考する事は少なく、コンセプトを現実に当てはめないまま日々は流れていってしまうからだ。今日のケースを通じて、僕らの選択がどれだけ重大な結果を引き起こしうるか、初めて分かった気がする。」


というわけでLEADでした。

七面鳥も食べたので、明日から旅に出ます。
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by chocolamint | 2009-11-26 12:34 | HBS

セールスフォースをマネージしろ!

映画、「ミッションインポッシブル」は、昔のテレビドラマ「スパイ大作戦」のリメイクだ。リメイクするにあたって、「スパイ大作戦」の名前をそのまま使わなかったのは、「スパイ大作戦」のままだと、ドタバタコメディと勘違いされるからであろう。

さてと、明日は月曜日、今週は久しぶりにフルで授業が入っている週である。マーケティングは"Managing Sales"という新しい単元に突入する。

どうあがいでも達成不可能な目標を押し付けられ「こんなんできるわけねーだろ!」とブチ切れるセールス達をどうなだめるか、を扱う単元。では無いと思う。まだケースに手をつけていないのである。
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by chocolamint | 2009-11-16 14:16 | HBS

加速する、授業

マーケティングの授業を受けているせいで、どうも物の値段が信じられなくなりつつある。好んで使ってる白ツバキも、高級ラインとしてマーケティングされていて、実際にファミリーラインより高いという以外には何の効果も実感できていない。。。悩ましい物である。

さてと、普段はケースを振り返る暇など無いので、たまには面白かったケースのまとめでも。

◆結論が出ないケース

今までのケースはビジネスの入門という事もあり、答えが出る事が多かった。が、会計も管理会計に入りほわほわしたお題目になるにつれ、皆が唸りながら授業が終わる事が多くなってきた。

今日のケースもそんなほわほわしたケースの1つ。ルールの穴をついて不正取引をしたソシエテジェネラルのトレーダーのケース。どんな統制を敷けば防げたのか?というお題。前職でも似たような話をうんざりする程聞かされたが、個人的には、この類の問題は、技術的に防ぐでもしない限り無くならないと思う。(が、技術的に防ぐのは、システム上、オペ上のバグを増やすだけなので現実解では無いと思う)まして、今日のケースのように、莫大な報酬をもらえるトレーダーなんかの場合、不正を働こうとするインセンティブが働きやすいのでは。そもそも数年で辞めてしまうトレーダーと、長期間に渡って存続しようとする会社とで、インセンティブが違い過ぎる。

と、結論が出ないまま授業が終わり。昼休み中もクラスのあちらこちらで議論が行われていた。これこそケースだ!と実感。


◆トヨタ

みんな大好きトヨタのケース。

生産現場や設計時の話を聞くと、思想やカルチャーって商品に滲み出るのだなーと感じさせられる。ラインからの逸脱を許さず、少しでも問題があればあんどんを引く。徹底的に無駄が排除されていて、誰にでも組み立てられるようにプロセスに改善がほどこされたラインで作られた車は、非常に真面目な性能を発揮する。

うちの会社でも散々「プロセス改善」「なぜなぜ」とやらされていたが、レベルが違う。トヨタの工場を見てもJITを真似できないのと同じで、トヨタ式のカルチャーが無い会社に「なぜなぜ」を持ち込んでも、フィンガーポインティングにしかならないのだ。大体、うちの会社はライン工場じゃないだろう。それに見合ったなぜなぜの設計になってたっけ。


◆リーダーシップ

昔から疑問に感じていたのが「大組織のCEOは、顔を見た事も無い社員をどうやってコントロールするの?」ちょうどリーダーシップの授業で、Indirect Controlについてのケースをしたが、いまいちピンと来ない。

トヨタの例で言うと、ラインの仕組みやカルチャーは分かったが、じゃーCEOはどこまでそれに寄与してるの?という事。多分、ほとんどノータッチなんじゃないか。それでもトヨタがそのカルチャーを維持できてるのは何故だろう。

ケースで扱った例では、CEOが社長室を廃止し、社員食堂に行って社員に混ざってホットドッグを食べたそう。分かりやすい目的を設定し、社員の方向性を一致させる事で、目標に向かったそうだ。最後にCEOのビデオを見せられたが、非常に簡単な言葉や数字で語りかけていた。が、私が知りたいのはそういう事ではなくて、日々の業務を行う際のカルチャーの話だ。似たような人ばかり雇えば良いとでも言うのだろうか。



とまぁ、面白かったケースはどれも結論があやふやなようだ。ケースの醍醐味かもしれない。

ところで今日も、受験生ビジットがあったので、日本人で集まって話をした。実は、同級生の「ケース観」を聞くのは非常にためになる。みんながそれぞれのフィロソフィーを持って臨んでるのだなと感じる。
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by chocolamint | 2009-11-14 08:45 | HBS

この時期は一番辛いそうです。

百聞は一見にしかずというか、人間いくら話には聞いていても体験してみないとその際の心持ちなどは全く分からないものだ。何が言いたいかと言うと、最近、特に授業が大変なのである。で、卒業生はどうだったのだろうと思い、過去の卒業生のブログを読むにつけ、1学期のこの時期は「就活と勉強で、寝る時間が無い」「発言が出来たり出来なかったりで一喜一憂の繰り返し」などと心境がつぶさに描かれている。

留学前から散々脅かされていたので、体力的、時間的に大変なのは予想がついたのの、精神的なものは体験してみるまでピンと来なかった。で、体験してみるに、発言できない授業が続いた時のプレッシャーはなかなかのものである。周囲の同級生と話しても同様で、丸一日発言できなかった日は皆機嫌が悪くなるようだ。

最新のHARBUS(HBSの学級新聞)には、在学中に3回も自殺しかけた卒業生の話が載っていた。授業を休み、ベッドにこもって泣くばかり。泣いてる内になぜか気分がスッキリし、「そうだ死ねばいいんだ」と思いたち、チャールス川にかかる橋まで行くものの飛び降りられず。それからしばらく、授業に出たり出なかったり。出席しても、教授の話を聞かず、死ぬ方法ばかりを考えたそう。「一体何が楽しくてこんな所に来たのか」「クラスメートの手の挙げ方が嫌だ」と泣き暮らし、教務課(?)の助けがあってやっとヘルスケアセンターに行ったそう。

入学式の日、あるプレゼンでこんな事を言っていた。
"HBS is hard, because life is hard"
"HBS is hard, because you want it to be hard"
とは言え、HBSはなかなかhardである。

まー、つまり、みんな同じような心境だから心配いらないってこった。

さてと、明日は金曜日。楽しみにとっておいた、今週最後のケース(TOM、明日はZaraだ!)を読みながら寝る事にする。
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by chocolamint | 2009-11-06 14:14 | HBS

フィードバックなどなど

先日のマーケティングは、大好きなコカコーラのケース。値段をどうつけたら良いか?という価格差別のケース。自動販売機なら150円だが、映画館で買うと200円はする。スーパーに行けば、99円くらいで売ってたりする。アメリカだとこの幅がもっと広くて、安い場合だと、350ml缶が12本入りで5ドルくらいで売っている。

気合を入れて読むものの、なかなか良い答えが浮かばない。もやもやが晴れる事を期待し、アメリカでは主流の591ml入りペットボトルのコカコーラを買って授業に望む。

、、、が結局、授業でも良い答えにはたどりつかず。それでも、印象に残るとても良いケースであった。散々考えた挙句、もやもや感をもって授業に望み、答えが出なくてもディスカッションから得る物は多いのだなー、と改めて発見。

例えば、やっぱり顧客は、原価をある程度のアンカーとして考えているのであった。インターネットで「バンジージャンプは高い。原価は0なんだからタダにしろ。」という書き込みを見て愕然としたのだが、まぁそう考えるのも無理は無いという事で。


。。。

続々と授業の発言フィードバックが来ている。自分で思う出来とフィードバックが一致しているので大体満足である。今後はもっとアグレッシブに行きたいものだ。数字系は落とす人が多いと脅されていたのだが、思いの外、ファイナンスと会計で健闘中である。
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by chocolamint | 2009-10-30 14:10 | HBS

リリーフとプレッシャー

体調は相変わらず全く優れないが、学校には慣れてきており。学校に慣れたと言って、ケースが軽くなったわけではなし。

だいぶ前の事になるが、PreMBA中の印象的なケースについて。

リーダーシップの授業。ケース内の会社は匿名のプロフェッショナルファーム。主人公であるパートナー(実は、この授業を教えてる教授が主人公。昔とあるプロフェッショナルファームにいた頃の話なのだ)は日々の業務に加え、ファームの長期戦略、あんまり仕事をしない同僚、部下の教育やキャリアパス等、様々な課題に追われている。

議論が一回りした所で、教授がこんな事を語りだした。

「プロフェッショナルファームに勤める人間の多くは、ほとんどHappinessを感じないとされている。毎日タスクが山積みで、どんなに課題を片付けても、すぐに課題が最補充される。どこまで行っても上を目指し続ける彼らには、Happinessは決して訪れない。有るのはreliefのみ。」
「アスリートも同様、Happinessをほとんど感じない職業とされている。マイケルジョーダンは試合が終わると、シャワーを浴びるより着替えるより先に、試合のパフォーマンスを振り返り、次の試合に備えていた。彼に安息が訪れる事など、無い。」

HBSの学生もほとんどHappinessを感じないのではないか。必死で予習をし、やっと発言ができるとカウントする。ほっとするのも束の間、すぐに次のケースに備えなければならない。というわけで、全く息つく暇も無く、連日ケースと格闘中。


。。。

今日のマーケティングの授業は、シャンプーに関するケース。客は、大量に並んでいる安い商品を手当たり次第に買う層と、銘柄指定の高級層に分かれるので、プロモーション手法も変えましょう、というお話。(確かに、白椿を買いに行く時、メモには「シャンプー」とは書かず「白椿」と書く)

実はジーパンも、二極化が進んでいるのだ。

最近、ドンキホーテが690円ジーパンを発表した。西友やユニクロなど、他社も激安ジーパンを発売している。

一方、ジーパンマニアの私が穿くのは、1930年~50年代のレプリカばかりで、大体2~3万円である。いくら「このリベットの打ち方が30年代なんだ」と人に説明してもまるで理解してもらえない。興味が無い人にとってみれば、690円でも2万円でも同じデニム生地である。(実際、たぶん、日本のジーパンのほとんどは岡山の数少ない工場で生産されている)そんなものに2万円も出すのは、狂気の沙汰である。

というわけで、アメリカにも10本ほど持ってきたジーパンコレクション、誰にも理解されずに悲しんでいた。が、なんと、先日トイレで、「おい、それはサムライジーンズか?」と声をかけられたのだ。サムライジーンズと言えば、なかなかマニアックはレプリカジーンズのメーカーではないか。穿いてるのはダルチサンだけど、サムライも持ってるよ!と、トイレでジーパン談義に花が咲いたのであった。さすがにジーパンが産まれた国だけはある。2万円ジーパンのセグメントは、確かに存在するのだ。
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by chocolamint | 2009-10-20 09:40 | HBS

熱でもケースを読まなくては

週末のretreat以降、どうも風邪っぽいと思っていたら、月曜の朝には38度の熱が出てしまった。授業を休むわけには行くまいと思い、日本から持ってきたロキソニンを飲んで、教室まで這って行く。

タミフルも持ってきたので、とにかくインフルかどうかの診断が欲しいと思い、大学のヘルスケアに電話するが埒があかない。HBSのキャンパスにある診療所に行っても、診てもらえるのは2日後だと言う。しかたなく火曜日にようやく大学のヘルスケアで診察を受けるが、アセトアミノフェン系を鎮痛剤でも飲んで休んどけと言われるだけ。インフルの検査もしないし、タミフルも処方しない。休めばいい話なのでそんな検査は不要だと言う。

もう頭に来たので、とりあえずロキソニンを飲み熱を抑える。インフルにロキソニンは脳症を起こすので、日本では処方禁止らしいのだが。。。このロキソニンが、非常に効くのである。飲むと途端に平熱に。その代わり、効き目が切れると38度まで逆戻り。タミフルも持ってるけど、まだ飲まない。ちなみにタミフルは、予防的服用も効くそうだ。

もういいかげん休んでるわけにもいかないので明日は必ず行かなくては!こちらでは非常にアンポピュラーなマスクをして行きます。
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by chocolamint | 2009-10-08 08:23 | HBS

クランベリー→ケープコッド→四川料理

どうも、同級生に聞くと、自宅(と言ってもキャンパス内のアパート)→学校→図書館のデルタ地帯しか往来しておらず非常に不健康とのこと。私はどういうわけか、睡眠時間を削ってハーバードスクエアやらダウンタウンあたりまで夕食を食べに出たりしてるので結構歩いている。もっとも、夕方にはケースを終わらせて、毎晩飲みに出かけるアメリカ人には適わないのである。

先週の金曜日、午後はTOM(オペレーションの授業)だった。扱ったのはクランベリー工場のオペレーション。トラックでどんどん運び込まれるクランベリーをどうさばくか。機械が足りないがために荷卸しができず、トラックが3時間も待ってる!どうする!というケース。

私はいっぱいいっぱいなので、前日になるまでケースを読まない、読む時間も無い。がしかし、900人もいるとやる事が早いやつはいるもので、ケースの2日前から「クランベリーのケースはやばい。今学期で一番難しいらしい。」と噂が流れてくる。「セクションのみんなで集まって予習をしよう!」というメールまで飛んでくる。参加しようと思ったが、読み終わっておらず貢献できなさそうなのでパス。

てな感じでクランベリーに戦々恐々だったが、いざ授業を受けてみると教授が手取り足取り教えてくれるのでサラリと終わり。授業中に生のクランベリーが配られたが、隣に座ってるMattがまずいまずいと言いながら食べてたのが印象的だった。


金曜の授業が終わるとみんなパーティーモードである。私は土曜日からのretreatの準備。田舎のコテージを借り切りドンチャン騒ぎをする事をretreatと言うらしい。砂山崩しやらサッカーやら楽しい企画が盛りだくさん!のはずが、諸事情により夕方からしか参加できず。ビールばっかり飲んで半日ほどでケープコッドを後にする。


さて、食事事情があまりよろしくないボストン。中華料理のお店は多いけど、余りおいしい麻婆豆腐に出会わない。が、ついに、本場チックな麻婆豆腐を見つけた。Brooklineにある四川飯荘。四川料理なので辛いがうまい!遠いのが難点。そろそろ車を買わなければダメかもしれぬ。プリウスにしたいがどうか。
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by chocolamint | 2009-09-30 07:38 | HBS


ハーバードビジネススクールMBA、ボストン生活あれこれ


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