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人の造りしもの

NY2日目はMoMAへ。

たまたまティムバートン展が開催中!が、撮影禁止。残念。



MoMAにはヒトがたくさん。

ガギエル
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イロウル???
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レリエル
影の中はもちろん虚数空間
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おまけ。ラミエルではない。
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うーん。1時間では全然時間が足りない。ティムバートン展は4月までやってるらしいのでまた来たい。

帰りは8th avenueを下ってバス亭まで。7thから8thへ、1個ブロックを移動しただけでずいぶんと雰囲気が悪い。それでも、バス亭近くにおいしそうなギリシア料理屋があったのでBIFTEKIを注文。日本式のビフテキではなく、香草が入ったハンバーグだった。店はびっくりするほどガラガラガラだったけど、おいしかった。

同級生と、春になったらNYツアーをしよう!という事に。
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by chocolamint | 2009-12-25 16:28 | 旅行

ニューヨークにやってきた

暇なのと、大使館に行く用事が出来たので、ニューヨークにやってきた。

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用事は早々に終わらせ買い物へ。数か月前に見かけたがボストンではどこにも売ってなかった靴も買い、暇になったので夜中に散歩に出かけた。

夜中だと言うのに5番街~7番街あたりは人だらけ。クリスマスの買い物も盛んなようで、どのお店も11時過ぎでも開いている。去年来た時も感じたが、この街のパワーはすごい。

それでも、どこに人が住んでるのか、こんな大量の在庫をどこから持ってくるのか、機械的で生活感を感じさせない所がなんだか居心地が悪い。NYでコンサルタントをしているという、友人の友人の部屋も見せてもらったが、驚くほど狭い。どうも、住むには向かない場所な気がする。


明日はボストンに帰るのだが、その前にMoMAにでも行こうかと思う。買い物も飽きたし。
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by chocolamint | 2009-12-24 15:36 | 旅行

カタカナを信用してはいけない

ボストンの冬は寒すぎる。先日など、同級生が車が雪に飲み込まれたからと言って学校に来れなくなってしまった。雪かきのオペレーションが整っていて、学校までの道は綺麗に除雪されているし、道路ではお湯をジャンジャン流して雪を溶かしている。しかし、いかにも非効率だ。

なぜこんな所に都市を作ったのか?もう少し南に移動できないものか?どうせアメリカだから土地なんて余りまくってるに違いない。

しかし、こちらの分布図を見る限り、あんまりポッカリ空いている土地はないようで、ボストン遷都は難しそうだ。


さて、本日は同級生に連れられてスキー用品店に向かった。パウダースノーがすごいのでスキーをしたいと言ったら、アメリカ北東部のスキー場はアイスバーンだらけ、本当に良いのはユタ州だ、との事。それでもめげずにスキー板を探す。

そこで驚愕の新発見。スキー板に貼られた小さな札。
"the price of ski includes binding"

バインディング???まさか、「ビンディング」の事か?

Googleで検索してみると
「バインディング スキー」で124,000件
「ビンディング スキー」で1,690,000件
しかも「バインディング スキー」では「もしかして ビンディング スキー」と表示される始末。

私は今日まで「ビンディング」が"binding"のカタカナ版だとは知らなかった。bindingなら「バインディング」だろう。


カナカナのいいかげん発音はかなり多い。しかも、分野毎に勝手な発音をつけてる物だから手に負えない。例えば、つま先を表す"toe"、カタカナなら「トウ」が近いのだが、バレエシューズは「トウシューズ」、革靴では「モックトゥ」などと呼ばれ、本当に"too"のように発音される。幅を表す"width"、カタカナでは表しにくいのだが(ウィ@???)、事もあろうに「ワイズ」と表記されたりして、もはや原型を留めていない。

日本では余り発音が重視されないし、多少汚くても実用には耐えるが、母音やアクセントなど余りにクリティカルな所で間違えると全くもって通じない。特に、語尾に有声子音を付けてしまうと全滅だ。たまに同級生に完全なカタカナ英語で話しかけると、ほとんど理解してもらえない。

勝手なカタカナ表記は禁止にして、全部英語表記にしてしまえばいいのに。ただでさえ英語が色んな所に混じってるので、実害はほとんど無いに違いない。

かく言う私も、もうアメリカに半年もいるのに、全くもって、まっっったく持って英語が上達しない。高校生の頃、渡米した際は1ヵ月半でだいぶ上達した気がしたのだが。脳の限界だ。ショック。
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by chocolamint | 2009-12-23 13:13 | Life in Boston

ファイナル終わり!

期末試験がやっと終わった!

さてと、その他の授業の感想など。


◆LEAD

Leadership and Organizational behaviorの授業。

TOMでトヨタのケースをやると良く分かるのだが、組織内の人々の思想とかカルチャーは商品に如実に現れる。成果が出ないから徹夜で追いつかせようとするのはその場しのぎに過ぎず、組織の体制や評価方法を変えて、維持可能な平衡状態を作る事が重要という事。表向きは「成果主義です」と言っておきながら、内実は年功序列がまかり通っているようなダブルスタンダードな会社に未来は無いってこった。

じゃあ、こういう変化を起こせる人は誰なんだろうか?現場の人間には裁量やコネクションが無い。マネージャーレベルでも多分無い。社長はたぶんやる気が無い。そもそも、変化したがってないのかもしれない。

組織内の色んな疑問が、実は相当分かりやすいマネジメント上の課題である事に気付き、勉強になったのと、そんな分かりやすい課題を放置してあるマネジメントが頭に来るのと。


LEADの後半は、キャリア形成について。「ワークライフバランス」と騒がれるのは、多分ただの流行だ。
1.給料が高くて忙しくてHBS卒業生が誰でも知ってるup or outな仕事
2.給料がさほど高くなくてその分多少暇でその代わりマイナーだけど楽しい職場
この選択があった時に、お金とか知名度とか勘案した上で2.を選べる人がどれだけいるか。

ぐうたらが好きな私から見ると、これはただの選択の問題ではない。特にアメリカ人の多くのHBSに来るようなやつは非常に優秀で選択する事も無かったのではないかと思う。努力する事も織り込み済みで、普通にやってればどこまでも上に行ってしまうので、最早どこで降りるかが問題だ。まーそれでも数年必死で働くのも良い気がするがどうか。


◆MKT

マーケティング。フィーリング。いや、そんな事はないはずだ。

しかしこの授業は、教える人の巧拙によって理解度が変わる気がする。PreMBA中の教授は非常にうまかったのだが、本学期の教授はとにかく生徒に喋り倒させるので、いまいち掴み所が分からず。「テレビでコマーシャルをしろ!」「いや、ただでサンプルを配ったらどうだ!」「それよりコストをカットしろ!」「そんな事したらブランドイメージが傷つくだろ!」と、みんな言いたい放題。

教授はメディアが大好きで、授業でも駆使しまくり。まず、授業の3分前はYouTubeで今日のお気に入り曲から始まる。曲が止まると、席につけの合図。ジュースやスターバックスの授業ではみんなに商品を配る。シャワーヘッドの回では、シャワーヘッドがいかに使いにくいかについて熱弁するコメディアンのビデオを流す。セールスフォースの回では、なぜか生徒みんなを立たせ「営業のやる気をmaximizeする歌」を歌わせる。おかげで色んな商品についてはやたらと詳しくなった。営業の歌は未だに耳から離れず、口ずさんでしまう。


以上の5科目で1学期は終わり。

オフ期間のJanuary TermはLBOのモデリングという、とっても面白そうな授業を取る事にした。うーん。。。
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by chocolamint | 2009-12-22 06:25 | HBS

ハイパーパウダースノー

2~3週間前の木曜日、Tシャツで外を歩けたのを最後に、ボストンはすっかり冬模様になってしまった。今週末は雪が降るという事でうんざり。

ところが!

外に出て見るとどうだろう。すごい粉雪だ。こんな雪質は見た事がない。地面に積もったはずの雪が風で吹き飛ばされているので、一目で分かる。積もった雪を踏んでも「ギュッ」という音がせず、サラサラと崩れていく。もちろん雪球など作れない。数時間降っているのに、風のせいで場所によってはまだ地面が見える。こんな雪でスキーをしてみたい。

凍ったチャールズ川に積もった(?)粉雪。吹き飛ばされるので、変なパターンができている。

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by chocolamint | 2009-12-20 16:28 | Life in Boston

試験が4つ終わり

1学期の5科目中、4科目分の試験が終わった。月曜日のマーケティングで1学期は全て終わり。マーケティングの試験はネット経由でどこからでも受けて良いという事で、既に帰省する人もおり、キャンパスは閑散としてきている。

1学期の授業はこんな感じ。

◆TOM

テクノロジーアンドオペレーションズマネージメントの授業。TOMって略称はどうなの。(本当に「とむ」と発音する)

シンガポール出身の教授が本当にいい人で、みんな大好きだった。私が始めて発言した日にはメールをくれた。教授のお母さんが亡くなった時にクラスみんなで弔慰金(?)を渡した時も、クラスのメーリングリスト宛ではなく1人1人にお礼のメールをくれた。授業の最後は必ず”you guys did a great job!"で終わった。

そんな教授からの最大のtake awayは"your reputation goes a long way"

授業の中身はというと、常に"customer promise"を意識しなさいとのこと。それをサプライチェーンやらライン工場やら、色んな角度から見ていく。ラインのデザイン1つで生産性も品質も変わってしまう。数字も多く、なかなかとっつきやすい授業だった。

◆FRC

会計の授業。

FRCの教授、若いインド人でかなり押しが強い。生徒が少しでも弱い議論をすると、「こういう場合はどう考えるんだ!?」と切り込まれ、脆くも崩れ去る事多し。しかも、生徒の言った事をオウム返しする癖があるので、間違ったんじゃないか?とギョッとする。

そんな教授が最後の授業で印象的な事を言っていた。

どの教授にもコースの内容に沿った口癖というか、コースの主題となる命題があるのだが、FRCの場合は"What is the economics behind this business?" "What are the incentives?" "How do you measure performance?"だった。

これはHBSにもあてはめられるそうだ。

「HBSはただのマネジメントスクールではない。リーダーシップを教える学校だ。

このキャンパスに初めて来た時、何を思っただろうか。おそらくこの2つのどちらかだろう。1つは、校舎が綺麗で、設備は充実していて、こんな所で勉強できるなんて幸せだという事。もう1つは、こんなハイコストでサステイナブルじゃない場所、現実離れし過ぎじゃないか、という事。これには意図がある。この場所は、君達が維持して行くんだという使命を理解してもらうために設計されている。

君達の教育にかかる費用は、学費だけではとてもまかない切れない。学費の大体4倍はかかっている。それでもこの場が維持できているのは、卒業したリーダー達が20年後に、新しいリーダーを育てようと寄付をしてくれるからだ。

HBSで教えているのは、代々受け継がれるリーダーシップだ。だからこそ何十年にも渡ってこのモデルが維持できている。もし私達の教育方針が間違っていたとするなら、20年後にこのモデルは崩壊するだろう。私達は、自分達の教育方針を妥協しないため、あえてこのモデルを採用している。」

後半になればなるほど、「粉飾決算で牢屋に入れられた経営者はどうすれば良かったんだ?」みたいなフワフワしたケースが多く、みんなで議論するも結論が出ない事多し。考えるネタが出来て面白かった。

一方、テクニカルな部分で覚える事も多く、試験前に一番みんながヒーヒー言ってたのはFRCだと思う。試験中、教授が教室に入ってきて「授業を受ける時のようにリラックスしろ!」と言っていたが笑えない。また、フワフワした教材については、ある程度take awayなりフレームワークなりを考えておかないと、何を学んだか分からず、試験勉強がしにくい面も。「こんな問題があります」だけじゃあ試験は書けないのだ。

◆FIN1

ファイナンスその1。という事は、2も来学期あります。

HBSに来る前、色んな人に脅されたのは「ファイナンスを知ってるか、英語ができるか、どちらか無いと厳しい」との事。そんなにファイナンス厳しいのかね。とビクビクしながら初授業を受けたのを覚えている。

さてと、FIN1の教授はイギリス人。もちろん、イギリスなまり。しかも声が小さく、マイクをつけて授業をするが、それでも全く聞こえない。しかも喋る度にホワンホワンと軽いハウリング。ゲインを下げてボリュームを上げてくれ。もう1発目の授業で、あーこれはダメだ。ただでさえファイナンス知らないのに、教授が何言ってるかすら聞き取れない。FIN1は落とした。と絶望した。

ところが、この教授、生徒の理解度にとても気を配ってくれる。DCFをやる際は、売上からキャッシュフローに至るまで、1つ1つの数字を違う生徒に当ててゆっくり進める。多少間違った所で「細かい数字は気にしなくて良い。色んな方法があるんだから、考え方の流れが合ってれば良い。」とのこと。ある生徒が"this is where I screwed up"と言った時は"let's not say you screwed up, let's say you did it differently"というわけで、基本の概念を丁寧に教えてくれた。みんな口々に"she's growing on me"と言っていた。

また、「皆の注目を集めるのは好きではない」と言う割りに、イングリッシュジョークをやたら飛ばすのである。ポートフォリオを増やしてefficient frontierが左に出っ張る事を「スパゲティを食べる(混ぜこぜにする)とお腹が出てくる」と言ってみたり、「トッテナムが新しいスタジアムを建設したからって、アーセナル並の集客があるわけないでしょう」と言う私に「勝つのはボーナスみたいなもので、トッテナムファンは試合が見れれば良いんですよ。」と言ったり、何かと小ネタを挟んでいた。きっとここらへんにも彼女の人気の秘密があるに違いない。


LEADとMKTは次回。。。
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by chocolamint | 2009-12-20 07:17 | HBS

静止した闇の中で

試験期間中だと言うのに、アパート全体が停電になった。

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写真を撮ったはいいが、ディラックの海に飲み込まれたが如く何も見えない。(ブラウザ上で全選択すると、なんとなく建物の形が・・・)仕方なくハーバードスクエアに出かけ、スターバックスでココアを飲む。


◆◆◆

いいかげん野菜を取らないとまずいと思い、昨日から夕飯は野菜のみにした。ビュッフェ形式なので、レタスとほうれん草だけ取り、ドレッシングをすこーしだけかけて食べる。

昨日は学級委員長に「なんであんたのお皿には草が乗ってるの?」と言われた。

今日はセクションメイトに「なんで"food"が乗ってないの?チキンとクルトンでも乗せればいいのに。10時にお腹が減ってジャンクフードを食べるはめになるのよ。」と言われた。」

。。。長続きはしなさそうである。


◆◆◆

洗剤が効いてるのか分からない洗濯機、実験をしてみた。3倍量の洗剤でトライ。1杯は普通に上のスロットから入れ、2杯は中のタオルに直接かけた。

するとどうだろう。洗い上がりに泡がたっぷり。その上なぜか、脱水が不完全。すすぎは泡が無くなるまで行うが、1時間経った所で強制終了、などというファジー設計なのだろうか。仕方なく洗剤なしでもう1回まわした。

一応洗剤が効いてる事が分かったため、一安心。ファブリーズ入りの香りが強い洗剤を使う事にしよう。


◆◆◆

というわけで授業は全部終わり。試験期間である。各授業の感想は今度まとめて書きたい。
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by chocolamint | 2009-12-17 11:00 | Life in Boston

真冬の野外

ついに、寒いボストンがやってきてしまった。

今朝の最低気温は氷点下7度。しかも外に出ると猛烈な風が吹いている。天気は晴れ、カラリとしている。そのせいか、風が突き刺さるように痛い。こういう寒さは、東京には無いのではないか。キャンパス内のアパートから教室にたどり着くのが限界だ。帽子と耳あてを買いにいかないと死んでしまう。


それより、薄々感じつつも、自分を騙していた事があった。

アパート備え付けの洗濯機、洗えているのか疑問なのだ。

アメリカのアパートは大体共同のコインランドリーがついている。日本の洗濯機より大型だが仕組みは同じで、お金と洗剤を入れて動かす仕組みだ。洗剤を所定の箇所に入れ、開始ボタンを押すと水が出てきて洗剤を流していく。この水は水槽内へ行くはずなので、洗剤で洗っているはずだ。。。のだが。

まず、洗い上がりに全く洗剤の良い香りがしない。ただの水で洗ったような、生っぽい匂いがするだけだ。しかも、乾燥機をかけると匂いが際立つ。中には汗臭いものまである。単に濡らして乾かしてるだけじゃないのか。どうなっているのやら。

1.洗剤が足りない
2.そもそも匂いが弱い洗剤だ
3.流れてくる水はダミーで、実は洗剤はそのまま排水溝に流されている

洗濯中はドアがロックされてしまうので方法が限られるが(中が見えれば一発なのだが)実験をしてみる事にした。結果は後日。
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by chocolamint | 2009-12-12 08:51 | Life in Boston

見知らぬ、プロトコル

HBSのemailアドレスをもらって以来、webブラウザでメールを見ていたのだが、最近ついに自宅パソコンのoutlookと同期してみた。今まではPOP3式でダウンロードするメールばかりだったので、exchangeで同期できるサーバは初めてだ。

使ってみたのだが、結構画期的。まず、全てのメールをどこからでも見れる。POP3の場合、マスタはどこか1箇所のパソコンにダウンロードする事になるので、例えば自宅のデスクトップパソコンをマスタにしてしまうと、iPhoneからは過去のメールが見れなくなってしまう。さらに、あるデバイスから送った送信メールが他のデバイスから見れないのもいただけない。

exchangeの場合、いちいちサーバと同期しに行くのが重いが、どこからアクセスしても全く同じメール履歴を見れるのだ。また、カレンダーと連動してるのも便利。iPhoneもカレンダーがついているので、パソコンで色々と記入した予定が、iPhoneに自動で反映される。


10年程前、日本の携帯にメールアドレスが付与されてなかった時代、携帯同士のテキストの交換は、各キャリアに閉じたテキストメールでしか行えなかった。それを解決すべく、携帯にemailアドレスを持たせてしまった。emailだとユニバーサルに使えて便利な気がしていたが、日本の携帯emailはなかなかそういかない。迷惑メールのせいでフィルタリングしてる人が多い。しかも自分のアカウントなのに携帯以外からはどうやってもアクセスできないという縛り。おかげで、各種サービスの際に携帯emailを求められてめんどくさい。ブラウザもしょぼく、せっかくGoogle検索が載っても、全く使い物にならない。外出先で、飲食店の住所や電話番号を調べようと思っても、5クリックは必要だ。何度むかついた事か。自宅でやれば、検索ボタンを押しただけで、候補ページの詳細に既に住所が書かれている場合が多いので、2クリックですらない。1クリックだ。しかも検索内容によってはサジェスチョンがあるので0クリックだ。携帯向けサイトという変な技術が発達したせい(ヘッダで機種の判別をしているだけなのだが)で、日本の携帯はインターネットとコンパチビリティーの無い独自の進化をたどった。

iPhoneはこれらの問題を解決してしまった。emailはそもそも付与されていない。gmailなりで好きなアカウントを取得し、iPhoneと同期させる仕組みだ。プッシュが無いと不便だと思っていたが、そういう場合はキャリアで相互通信できるテキストを使えばいい。プッシュして欲しい急ぎの用事と、テキストの軽さが非常にマッチしていて、不便どころかフィット感の方が強い。ブラウザはサファリで、三菱東京ダイレクトにつないでブラウザからインターネットバンキングまでできる。よって日本でやっていたような、三菱東京ダイレクトアプリをインストールしていちいち重い通信をする必要が無い。emailなどのプロトコルを含め、インターネットとの接続の自由度という意味では、iPhoneはかなりパソコンに近い。

メールだけでなく、各種ソフトがどんどんWeb化したら、通信する道が確保されていない今の日本式携帯では太刀打ちできない。ただ、独自路線をたどって巨大な設備投資をした日本のキャリアが、今更インターネットへのゲートウェイしか関与しません、なんてできるのだろうか。今のシステムだと、インターネットアクセスだけでなく、メールの送受信、誰も使っていないテレビ電話通信、さらに着歌などの多様なサービスまで、全部キャリアが持っているシステムに乗っかっている。外に行かれたらおしまいなので、自分の基盤をサービスてんこ盛りにして、ここで儲けようと必死なのだ。

それより、一から作り直すキャリア参入は面白いんじゃないかというお話。
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by chocolamint | 2009-12-06 09:21 | HBS


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